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石巻レポート

平成23年4月1日~4日、4月8日~10日、15日~17日、22日~24日に宮城県石巻市に医師として医療支援ボランティアを行いました。
石巻赤十字病院にて医療支援の責任者と直接交渉にて、医療支援の体制がとられていなかった在宅被災者の健康管理および医療支援を行うことになりました。
私が担当したエリアは海岸線に近い場所で、津波の被害による家屋の全壊、自動車やがれきの漂流による道路の寸断、地盤沈下で大潮のときには集落の数区画が水没している地域でした。
2階がなんとか住める家屋が残っていて、電気、水道、ガスがない状態でしたが、自衛隊により補給されていた救援物資と給水と仮設のトイレを利用しながら生活している人がいました。
60歳以上の高齢者で持病があり、定期内服処方を近所の医療機関にて健康管理されていましたが、津波でその医療機関が流され、継続処方が受けられない状態でした。
避難所にいる方々の情報は石巻赤十字病院でも把握しており、内服薬の継続処方が行われていましたが、 在宅被災者の情報は把握されておらず、また被災者の側も行政や病院の情報を得ることができない状態でした。
被災地では病院に行きたいけれど交通手段がなくて行けない方々が多数いました。
このような方々に何を提供できるかを考えていくうちに、在宅医療の目的は何かということを改めて考えさせられました。

反頭 裕一郎

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